あけましておめでとうございます🌅
ところで年末年始、毎年のように暴飲暴食して太りまくるそこの中年のあなた今年も同じことを繰り返すのですか?
まあ僕も毎年繰り返してたけど。ただ、僕は昨年12月第3週に「1週間で4.2kg体重を落とす」ことに成功!この成功体験で「いつでも体重は落とせる」ことに自信を持つことができた。人間死ぬ気でやれば大抵のことはどうにかなると思った瞬間でしたね。
というわけで僕がやってきたメソッドを順番通りに紹介したいと思います。これさえ実践すれば、君も正月太りに太った身体を一週間で絞り上げることができる(と思う)。
1.ブラジリアン柔術ジムに入会する
「いきなり何言ってんだよお前」そう言いたくなる気持ちもわかるがまあ落ち着いて話を聞いてくれたまえ。まずブラジリアン柔術というのは柔道着のようなものを着て行う寝技主体の組み技格闘技だが、これが
- 社会人から始めるのに最高
- 男女ともに楽しい
- 寝技メインなので怪我が少ない
- ダイエットにめちゃ効く
など無数の効果がある。
詳細は色々ググってくれればわかると思うが、僕が特筆したいのは燃焼カロリーが半端ないこと。フルでスパーリングすると一回の練習で500〜700kcalは燃焼できる(らしい)。社会人の趣味でそんなすごいのあまり無いのでかなりオススメだ。
「普通のトレーニングジムでいいじゃん?」そう考える気持ちもわかる。僕もブラジリアン柔術とは別に、筋トレするためによく公営のジムに行くことが多いのだが、いつも正月明けにはめちゃくちゃ人が多いのに、数週間もするとパッタリと人が少なくなる。人間、普通のジムはたいてい続かないものなのだろう。
ブラジリアン柔術は面白さ、充実さにおいてかなり優ってると思われる。さあ、ブラジリアン柔術ジムのホームページを今すぐ検索だ。
2.ブラジリアン柔術の大会にエントリーする
「まーた意味不明なこと言いやがって!離脱するぞ!」わかる…わかるぞ…だがもう少し付き合って欲しい。
ブラジリアン柔術の大会は割と頻繁に開催されており、かつ「年齢」「実力(帯)」「体重」それぞれにカテゴリーがある。ちなみに僕は先日「マスター2(30歳〜40歳まで)」「青帯」「フェザー級(70kgまで)」の部にエントリーした。ここまで細分化されているので、だいたい同じくらいのレベルの人と対戦することになる。ある程度練習したら出場できると思っていい。
ここで大切なのが「減量頑張らないといけない階級」にエントリーすること、。1大会エントリーするのにだいたい5000円くらいはかかる。そして体重制限をクリアできないと失格で試合に出られない。体重制限クリアできないのは相当恥ずかしいし、出られなかったら5000円捨てることになる。ちなみに僕は大会の1ヶ月前くらいにエントリーして、体重制限まであと4kg減が必要だった。
いずれにせよ、目標体重と目標とする日が決まった。タイムリミットがあると人間は頑張れる!(なお減量には成功したが大会は20秒で秒殺負けを喫した。試合後「おれの減量は何だったんだ…」と呆然としていた)
3.【7日前】水を1日3リットルくらい飲む
7日前からいよいよ減量モードの準備に入る。この時点で僕の体重は裸で72kgだった。大会は70kgの階級だが、道着が1.7kgあるので実質68.3kgまで落とす必要がある。正直かなり焦っていた。
7日前からまず「水を大量に飲む」ことから始めるのが良いらしい。水をとにかく飲みまくることで身体の代謝を回しまくる感じである。とにかくおしっこの回数を増やして体内を水で循環させる他に気をつけたのは以下だ。
- カフェインは減量当日までカット
- 軽めのジョギングを行う(疲労回復目的)
- ブラジリアン柔術の練習はフルで追い込む
- 炭水化物含めて固形物は普通に食べる
4.【5日前】固形物から炭水化物と塩分カット
いよいよ食べ物に手を入れ始めるぞ〜!食事から炭水化物と塩分をカットするのだ。ここから辛いが4kg落とすにはやむを得ないと思おう。
なお一例だが、この日から僕の食事内容はこんな感じであった。
朝食:サラダ(ドレッシング・オイル無し)、豚肩ロース肉(焼く・オリーブオイルとコショウのみ)、ヨーグルト
昼食:サラダ(ドレッシング・オイル無し)、めかぶ、豆腐(プレーン)、プロテイン牛乳
夕食:プロテイン牛乳、納豆生玉子和え(タレや醤油無し)
これつらかったな。味がしないので何食べても満足感得られないが仕方ない、覚悟せよ。塩分カットは「塩分をとると身体がむくんでしまい、水を溜め込んでしまうから」が理由である。他に気をつけたのは以下だ。
- 試合前最後の追い込み練習をする
- 練習前に炭水化物の代わりにBCAAをしっかり摂取
- 水は引き続き3リットル飲む
- どうしても炭水化物や甘いものを食べたい場合は「干し芋」のみ食べてよい。カリウムが多いので最後の水抜きに効果ある
なおこの辺りから、夕方になるとかなりの頭痛がするようになってしまったおそらく血糖値が下がってるからだと思われる。なので干し芋を食べて何とかしのいだ。
あと血糖値下がるのはブドウ糖が不足してるからのようで、補充するためにラムネも結構ぽりぽり食べていた。美味しかったなあ…ラムネ…。
つらいけど、体重はぐんぐん落ちて70.1kgに到達。
4.【3日前】固形物完全カット(グリーンスムージーのみ)
ここからいよいよ正念場を迎える。固形物はたんぱく質も含めて完全カット。口にできるのは水とグリーンスムージーのみだ。
この辺りから胃が空っぽになることに慣れてきて空腹感も少なくなり、血糖値低下による頭痛も無くなってくる。いわゆる「プチ断食」に近い状態になるからだろう。
グリーンスムージー、僕は「ほうれん草」「セロリ」「バナナ」「りんご」「水」をミキサーにかけたものにした食べられない分、多めに作って飲んでも誰にも怒られないだろう。ここで気をつけるのは以下だ。
- 練習は終了し身体を休める。ジョギングもしない
- マッサージや整体を入れて身体を整える
5.【2〜1日前】スーパー銭湯で「半身浴→冷水→サウナ→冷水」を連続で繰り返す
2日前になったらいよいよ最後の調整「水抜き」フェーズに入っていきますよ。ここでようやくがぶ飲みしていた水の効果を知ることになります。ちなみに僕の場合この時点で体重が69.1kgになっていた。減量開始から2.9kg減。目標まであと1.1kg。
ここで僕は2日連続でスーパー銭湯にいき全力水抜きチャレンジ。まず入浴前に体重を計測しあと1.1kgであることを確認。そしてまず熱い風呂に「半身浴」で入る。
汗がじっとり出ていることを確認しよう。10分くらいしたら次は冷水にいき、数分間半身浴をする。ここは汗ではなく代謝を上げるために入る。正直僕は冷水入浴が苦手なので3分くらいで終えて次はサウナに向かう。ここで15分間我慢して汗を出しまくるのである。
十分に汗を出したところで一度上がり体重計測をしたところ、68.5kgまで落ちていた。約600mlの汗を強制的に排出したことになる。
そして再び同じメニューを繰り返し、体重再計測して68.3kgまで到達!
2日前に目標体重に到達することができたのである。体内から水が結構抜けてるけどまだあと一日あるので500mlの経口補水液をゆっくりと飲んで就寝。だいたい寝ると1kgくらい減るので心配はいらない。翌日もサウナで同じくらい水を抜いてみた。
なお大会当日は68.1kgくらいで迎えようと思ったらまさかの67.8kgになってて減らし過ぎてしまった。いくらなんでもこれじゃ70kgの階級で戦えない、ということでおにぎり食べて試合して20秒で負けた、という感じですw
まとめ:1週間で72kg→67.8kgは可能。ただし自己責任で
こんな感じで減量に成功しました。でも、恐らく聡明な読者におわかりかと思うのですがこれは「ダイエット」ではなく、期日までに体重を規定の数値に近づける「減量」です。本質的には時間をかけて有酸素運動を行って体脂肪をしっかり落とすようにしていきましょう。もちろん体調崩しそうになったら(実際一気に体重を落とすと風邪とかひきやすくなる気がする)無理しないほうがいいですし、自己責任でお願いします。
なお次は2月のブラジリアン柔術大会に出るつもりですが、もっと体重を減らすことができるならもう一階級下にしてみようかと思っている。
格闘家に学ぶ体脂肪コントロール―なぜ格闘家は3時間で3kg体重を落とせるのか?
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本気の減量をするにあたってはこの本のメソッドを参考にした。炭水化物のとり方などに議論はあるかと思うが、僕はこの本の言うとおりに実践して目的を達成できた。
というわけで正月太りでぶくぶくのお腹をどうにかしようとしてるあなた頑張ってね〜。
それじゃ。